三日月に乾杯する吟遊詩人

どんよりした木曜の晩に熱燗を

「カマイタチ」について、どう思う?「絵描き」って、普段ではどのように思われているんだろう。べつに真剣に考えるってことも無いよ。
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寒い木曜の早朝に立ちっぱなしで

少年はめちゃめちゃ空腹だった。
もう少しで夏休みという頃、学校から歩いて下校していた。
セミが騒々しく鳴いていて、日光は強く、夕方とはいえまだお日様は沈む気配はなかった。
少年は汗をかきつつ一人で歩いていた。
友達と一緒に下校するのがほとんどだけど、今日は大変腹ペコだったので、早いとこ帰ってとにかく何か食べたかった。
少年が狙っているのは、昨夜のカレーの残り。
昨晩のカレーは、たしか鍋に多少は残っていたはずだ。
ご飯もおそらく、残ったのが冷蔵庫にあったはず。
少年は期待をこめて、早足で家へ向かった。
すると、汗がもっと流れ出した。

余裕でお喋りする君とぬるいビール
夜中、眠れないときは、家にあるDVDをなんとなく見てしまう。
こないだ観賞した映画は、エスターというタイトルのアメリカのシネマだった。
メインの、エスターは、頭が良いけれど少々クレイジーな子供。
エンドに思いもよらない結果が待ち構えている。
それを見ている真ん中で、最後にわかる事実が理解できる人がいるのか疑問なほど予測不可能な終わり方。
それは、ビックリとさせるわけでもなく、とにかくゾッとするような終わり方だった。
作品は、眠くない私の深夜の時を楽しませてくれる。
DVDと言えば、だいたいミリンダだったりお酒だったりもセットなので、体重が増えてしまうのが良くない。

悲しそうに吠える弟とアスファルトの匂い

ほほえみって綺麗だなーと感じるので、できるだけ笑顔で過ごせるように気を付けている。
もちろん、時と場合を見て。
しかし、周りに強引に押し付けては良いとは言い難い。
要は、一概には言えないが、自身の概念として。
会社にいる時はシリアスな顔で必死で商談をこなしていた人が、笑ったその瞬間。
これも大好き。
笑い皺がある人がタイプ!と話していた友人。
気持ちも納得できるかもしれない。

前のめりで口笛を吹く家族と冷たい肉まん
末端冷え性にかかってからは、わずかに身にこたえるけれど、どうしても冬がマストだ。
部屋の空気が乾いているので、カラッとした匂い、そして布団のぬくもり。
寒い時期の太陽って優雅な気になれるし、一眼を持って、早朝の浜辺も素敵。
季節の空気を撮る場合は、良いカメラもGOODだけれどトイカメラでめちゃくちゃ連写するのが絶対かっこいいSHOTが見つかる。

ノリノリで体操する君と冷たい雨

働き始めて間もないころ、知識がなく、大変なトラブルをもたらしてしまった。
罪悪感を持つことはないといってくれたお客さんだが、挽回の仕方も思いつかず、涙が出てきた。
若いお客さんが、高そうなラテを差し入れと言いながらくれた。
間違って2つも注文しちゃったんだよね、と言いながら別の種類のドリンクを手に2つ。
背が高くてひょろっとしていて、とても豊かな表情をした若い人。
嬉しかったな、と思い返す。

雲が多い大安の朝に立ちっぱなしで
小さなころから、物語は嫌いじゃありませんでしたが、暇なときに、親が買ってくる本や図書室にある本を読んでいました。
本当に楽しみながら読み始めたのは、高校時代。
学校で、吉本ばななさんのムーンライトシャドウを学習してからです。
話は、恋人を亡くしたヒロインの、高校時代の思い出が始まりです。
恋人と死別してしまう経験なんてその時もそれからも、もちろんありません。
しかし、高校生の私には主人公の悲しい気持ち重なりました。
今までにない気持ちでした。
主人公のさつきと、私の年が近かった事、それも原因だと考えています。
帰り道に、文庫本を買って帰ったのが本購入の初めての体験です。
このストーリーは、「キッチン」に収録されている作品です。
随分昔の本ですが、永遠に色あせない素敵な作品だと思います。

凍えそうな平日の明け方に散歩を

服屋さんってなりたくないなど思うのは自分だけだろうか。
出勤の度に、職業柄しっかり着飾らないといけない。
私なんて、会社で働くときはスーツ着るといいし、化粧だって簡単でそれでよし。
休日も、自分がお気に入りの服装を選べばいいし、家で仕事するときはTシャツにジーンズで問題ない。
このことから、おそらく、ファッションにかかわる商売には、関われない。
ショップに入ると店員さんがやってきて、流行やコーディネイトを語ってくれる。
私はどうしてもそれに緊張してしまい、買わないで逃げ出してしまう。
これも、店員さんって大変と思う大きな理由の一つだ。

騒がしく自転車をこぐ兄弟と公園の噴水
きょうは、梅雨があけてから初めて雨だった。
チヌ釣りの約束を仲間としていたが、雷が鳴ってきたので、さすがに怖くて行けなかった。
あとで外を見たら、雨が降っていなかったので、やはり行こうということになったのだが、釣りに行く準備を終えて、行ってみたら雨が降ってきた。
雨がやんだから先に来ていた釣り人が、あせって釣り道具を車に片づけていた。
えさを解凍して準備していたが残念だった。
またの機会に行ける日にと話して釣りざおなどをなおした。
来週は晴れらしい。
なので、今度こそ予定を立てて行ってみる。

陽気に吠えるあなたと草原

友達の知佳子の彼氏であるSさんの食品会社で、いつも紀州産の梅を使用した梅干しをオーダーしている。
酔っぱらうと電話をかけてくるSさんの可愛い部下のEくんという男性は、なぜか話がかみ合わない。
シラフの時のE君、非常にあがり症らしくそこまでいっぱい話さない。
したがって、一度もE君とは満足いくくらいトークをしたことがない。

風の無い週末の早朝は座ったままで
浜辺が非常に近くで、サーフィンの場所としてもたいそう知られているスポットの歩いてすぐに住んでいる。
そうだから、サーフィンをしたことがある方はすごく多くいて、会社の前に朝少しでも行くという人もいます。
そんなふうに、サーフィンをしている人たちが多数いるので、一緒にサーフィンに行こうと言われる方もすごくあったのだけれど、毎回断っていました。
なぜかというと、私が、運動神経がにぶく、泳げないからだ。
けれども、泳げなくても大丈夫だと言われ、サーフィンをしてみたけれど行ってみたところは熟練者が行く海で、テトラポッドが近くに設置されていて、波乗りのスペースが狭い浜辺でした。
泳げない私は、パドリングをする筋力も無く、すぐに流されテトラポッドにたたきつけられそうになり死にそうになりました。

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